DMG森精機が奈良事業所にターンキー専用新工場を設立

新工場完成予想図
新工場完成予想図
DMG森精機がこのほど奈良県大和郡山市にあります弊社奈良事業所に、ターンキー専用の新工場を建設する。

現在、新工場の建設に伴い、土地を奈良日野自動車より購入し、2015年5月に着工、2015年11月の完成に向けて準備を進めており、現在奈良事業所には、第一工場、第二工場があるが、それに次ぐ第三の工場として活用していく。

同社は、自動車関連のお客様のグローバル展開や新興国を中心とした自動車産業の拡大に伴い、顧客に納品後すぐに量産が開始できる複数台でシステムアップされた「ターンキー」の需要が増えているのを受け、新工場の設立に至った。

新工場は、完成車や自動車部品の生産ライン向けの工作機械を組み立て、長さ80mの生産システムラインが4本設置できるターンキー専用の工場となる。現在、奈良事業所の組立工場で製造している量産部品加工用高速横形マシニングセンタi 50や、高生産性立形マシニングセンタMAX 3000、4軸複合加工機などを新工場にて組み立て、製造を行う。

また、2015年4月にアマダマシンツールから譲り受ける、小型旋盤の生産機能を奈良事業所に移管することを予定しており、ターンキー専用工場を新設することで、生産用地を確保する。

<ターンキー専用新工場概要>
所在地 : 奈良県大和郡山市井戸野町345番1
敷地面積 : 約9,000㎡(奈良第一工場の敷地面積は、現状の67,000㎡から76,000㎡に増加)
完成予定 : 2015年11月
総投資額 : 約20億円 (奈良事業所全体。第1工場の外壁工事などを含む)
生産内容 : 自動車関連生産ライン向けの工作機械組み立て

事業所地図

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