「過去最高を達成」日本工作機械輸入協会が賀詞交歓会を開く
2015年01月29日
日本工作機械輸入協会(会長=千葉雄三 シーケービー相談役)が、1月13日、第一ホテル東京で新年賀詞交歓会を開催した。
新年のあいさつに立った千葉会長は、「昨年1年間の通関実績は12月を含め780億円に達した。過去20年間で一番大きな数字になった。今年の見通しはというと、日工会の賀詞交歓会で花木会長は今年の見通しを1兆5,500億円とおっしゃっていたが、日工会の数字が好調のときは、われわれの数字も良いという実績がある。われわれ輸入協会としても悪い要因はないのではないか。今年1年は去年より増して多忙な年になると予想している」と述べ、今年ミラノで開催されるEMO MIRANO2015について視察団を結成し、現地の工作機械メーカーを見学するとして、会員企業に参加を呼びかけた。
来賓を代表して佐脇紀代志 経済産業省製造産業局産業機械課長が、「マクロの数字をみると、少しずつ経済の好循環が軌道に乗ってきた。円安基調はやや立場によっては若干円安過ぎるとも思える水準であり、原油の様子も少々不安定に推移している。国際的な活動を展開している以上、様々な要因を受け入れざるを得ない状態だが、ここにご参会の皆様は、日本のものづくりを担う皆様に重要な生産設備を輸入され、丁寧なサービスをされている。わたしどももさらに地方経済をさらに活性化させ、日本の津々浦々に本格的に投資が拡がっていく動きを加速させたい」とあいさつをした。乾杯のあいさつ及び発声は、Aristide Martellini イタリア大使館貿易促進部在日代表の代読で小谷辰夫 同シニアトレードアナリストが行った。