日立建機が「ZW80 ZW80-5B 」ホイールロダを発売  ~排出ガス規制のオフロード法2014年基準に適合~

日立建機(社長=辻本雄一氏)は、新型ホイールローダZW-5シリーズとして、「ZW80-5B」
(標準バケット容量0.9m3、運転質量4,895kg)を2月20日から発売すると発表した。

この製品は、特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス2014年基準に適合したホイールローダで、現行モデルの良さを踏襲しながらも、経済性や作業性能、オペレータの快適性など、ホイールローダに求められるあらゆる点を改良し、ユーザーニーズに応えている。
販売目標は、国内向けに合計で年間650台を見込んでいる。
主な特長は以下のとおり。

1.時代にマッチした環境性能
・オフロード法2014年基準(特定特殊自動車排出ガス2014年基準)に適合している。
・排出ガスの後処理装置は「酸化触媒」のみで、PM(粒子状物質)を捕集するセラミックフィルタが不要なクリーンエンジンを搭載している。
・国土交通省低騒音型建設機械指定機である。

2.作業性の向上
・高出力エンジン採用で余裕のある作業性を実現した。
・大きなダンピングクリアランスとリーチ、小さな旋回半径でさまざまな作業現場に対応している。

3.快適な運転空間と操作性
・各種車両状態を表示するモノクロ液晶モニタをセンターパネルに内蔵した。
・サスペンションシートを標準装備し、快適な運転操作性を実現した。
・乗降口の左右にグラブハンドルと大型ステップを装備し、優れた乗降性を実現した。

4.メンテナンスの負担を低減
・モニタに、次回オイルおよびフィルタの交換までの時間を表示する。
・PM(粒子状物質)を捕集するセラミックフィルタがないため、一定時間ごとのフィルタ清掃・交換が不要である。
・フルオープンボンネット、ステップ付カウンタウエイトの採用で優れた整備性を実現した。

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