「ダイバーシティの考え方を身につけること」 日立建機 入社式 辻本社長訓示(要旨)
2015年04月12日
① 10年後、20年後も勝ち残っていくためには、全従業員が危機感を持って、諸課題の克服に取り組んでいくことが必要不可欠である。前向きな気持ちをもって、まずはしっかりと基礎を身に付け、一日も早く当社発展の頼もしい担い手として活躍してほしい。
② これから一緒に働く仲間一人ひとりの価値観や個性の違いを受け入れ、認め、多様性を尊重する姿勢、すなわち「ダイバーシティ」の考え方を身に付けること。その上で、国際的な感覚を持って、常に新しいものを吸収しようという姿勢で何事にも取り組み、国際社会でプロとして通用する人間になってほしい。
③ 人間に幅の広さや深みができてこそ、本当の生き甲斐を持って、充実した生活を送ることができ、結果としてこれが良い仕事にもつながる。仕事という枠だけに留まらず、仕事を離れた場面でもあらゆることに関心を持ち、自分自身を磨き、それにより豊かな人間性を育んでもらいたい。
④ 日立建機の社員として第一歩を踏み出すにあたり、先輩達が築いてきた「Kenkijinスピリット」を貫く3つの思想、すなわち「Challenge(チャレンジ精神)」「Customer(個客志向)」「Communication(風通しの良さ)」を十分理解し、身に付け、これを遺憾なく発揮して、各々の職場で伸び伸びと、積極的に活躍してほしい。