ダイジェット工業がミラーボール用チップに新材種「DH102」を市場投入

ダイジェット工業(社長=生住悦 歩氏)が、高精度刃先交換式ボールエンドミル「ミラーボール」用の刃先強化型チップ「TGタイプ」において、高硬度材の高速・高能率加工で更なる長寿命化を実現した新PVDコーティング材種「DH102」を追加発売すると発表した。

今回、60HRC以上の高硬度材の高速・高能率加工において安定かつ長寿命が得られる工具の必要性を汲み取り、新材種の開発を行った。
特長は以下のとおり。

・高硬度材・高速加工向け新PVD被膜『新DH(ダイジェットハード)コート』と高硬度材用超微粒子超硬合金の組合せによる、新材種『DH102』を採用。
・60HRCを超える高硬度材の高速加工において従来材種より安定かつ長寿命
を実現。
・ネガ刃形の採用で長い突出しでの加工や肉盛部加工、複数被削材の同時切削
など苛酷な条件下においてもパフォーマンスを発揮する刃先強化形チップ。

主な用途は高硬度材の曲面、ポケット加工。

●サイズ・価格: 3R(Φ6)、4R(Φ8)、5R(Φ10)、6R(Φ12)、8R(Φ16)、10R(Φ20)、12.5R(Φ25)、15R(Φ30)の8型番
価格Φ6 5,200円~

●発売開始日: 8R~15Rは4月16日(木)より、3R~6Rは5月下旬を予定

なお、初年度販売目標は2億円としている。

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