日立建機がZX20U-5Aミニショベルを発売~後方超小旋回型ミニショベルをモデルチェンジ~
日立建機(社長=辻本雄一氏)が、後方超小旋回型ミニショベルZX20U-5A(標準バケット容量0.07m3、機械質量1,990kg)をモデルチェンジし、このほど発売した。
ZX20U-5Aは、「ユーザーフレンドリーなミニショベル」として、ユーザーに好評のZX30U-5AをはじめとするZXU-5シリーズの「3本の柱」、①High Performance(優れた作業性・操作性)、②Comfortability(快適な居住性)、③Easy Maintenance(容易な整備性)を踏襲している。住宅建築現場や、上下水道、ガス、電気、通信などの管工事に代表される生活関連工事など、幅広い用途での活用が期待される。
販売目標は、国内向けで年間400台を見込んでいる。
主な特長は以下のとおり。
1.High Performance(優れた作業性・操作性)
・レバー操作方式に全操作油圧パイロット式を新たに採用し、操作性を向上。
・サイクルタイムを短縮し、作業量が従来機比で向上。
・4Wayセレクタバルブ式マルチレバー(オプション)を運転席下に配置。
2.Comfortability(快適な居住性)
・リストコントロール式の操作レバーを新たに採用し、足元スペースを拡大。
・4柱キャノピ(オプション)は、鉄製ルーフを採用し、TOPS、ROPS、OPGトップガード(レベル1)に適合。
・キースイッチやエンジンコントロールレバー、モニタ類などを分かりやすい位置に配置するとともに、視認性に優れた液晶モニタを採用。
・雨水が後方背面に流れるように配慮した雨溝付きの大型ルーフを新たに採用。
3.Easy Maintenance(容易な整備性)
・上下スライド式エンジンカバーなど、ZXU-5シリーズで好評なワイドオープンカバーを新たに採用。
・日常点検を行う部品を車体の右後方に集約、配置。
・燃料タンク容量を30%以上増加させるとともに、燃料口には、上位クラスのZX30U-5Aと同一の大型給油口を新たに採用し、スピーディな給油が可能。
・新たに、ラジエータとオイルクーラを並列配置し、清掃性および冷却性能を向上。
4.レンタル会社のお客様向けに多彩なオプションを用意
・レンタル機械として最適な仕様をパッケージにした「NEWレンタルパック」を新たに用意。
・「取扱説明書ホルダ」、「グリスガン置き」を新たに採用(オプション。同時装着は不可)。