コマツが油圧駆動式フォークリフト「FH35/FH40/FH45/FH50-2」を新発売

コマツ(社長=大橋徹二氏)は、建設機械で培ってきた油圧・制御技術を随所に織り込み、オフロード法2014年基準に適合した油圧駆動式の新型フォークリフト「FH35-2」、「FH40-2」、「FH45-2」、「FH50-2」の発売をこのほど開始した。

新発売の4機種は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載している。FHシリーズの特徴である油圧駆動式トランスミッション「電子制御HST(Hydro-Static Transmission)」、エンジン出力を無駄なく活用する油圧システム「可変ポンプCLSS(Closed-center Load Sensing System)」、また、それらを高度に制御するコントロールシステムを採用することにより、高負荷作業時における燃料消費量を同社従来機(トルクコンバータ方式車両)に比べ最大30%低減(同社従来機との比較)した。

また、機械稼働管理システム「KOMTRAX」を標準搭載し、ユーザーの車両管理業務を幅広くサポートする。車両モニタには鮮明で見やすいフルカラーマルチモニタを採用し、エコゲージ等の表示により省エネ運転のサポートも行う。

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