オーエスジーがHaimer GmbH社とライセンス契約を締結
2015年04月23日

難削材加工や重切削加工で工具に高負荷がかかる場合、工具がホルダーから抜けてくることがある。ハイマー社のSafe-LockTMシステムは、その独自の機構により、工具の抜けを防ぐことができ、さらに加工中のびびりを抑制することができる。その結果、従来のミーリングチャックやウェルドンサイドロックホルダーと比べて、切りくず排出量(M.R.R.)を大幅に増やすことができる。
同社は過去数ヶ月にわたって様々な抜け防止システムを検証し、Safe-LockTMシステムが最も有効であると結論付け、デザインセンター(製品開発部門)担当の大沢二朗常務は「フィールドテストを行った結果、難削材の高能率加工にはSafe-LockTMシステムがベストだと考えている。加工中に工具が抜ける心配がなく、かつM.R.R.を上げることができる。その上、工具の耐久性が良くなるので、お客様のコスト削減を実現できる」とコメントしている。

ハイマー社アンドレアス・ハイマー社長は、「我々は荒加工や重切削用としてSafe-LockTMシステムを開発した。今回世界有数の工具メーカーであるオーエスジーとライセンス契約することができ、大変嬉しく思う」としている。