4月分工作機械受注総額は1346.2億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた4月分の受注実績は以下の通り。
2015年月4月分工作機械受注総額は、1346.2億円(前月比△8.7%・前年同月比+10.5%)となり、3カ月連続の1,300億円超で4月単月の最高額を更新した。(従来:2008年4月 1281.9億円)
1,000億円超えは20カ月連続で堅調持続。
内需は484.7億円(前月比△12.8% 前年同月比+39.0%)で、前月の期末効果の反動により減少するも、3カ月連続の400億円超。前年同月比は22カ月連続増加。外需は861.6億円(前月比△6.1% 前年同月比+1.0%)で、アジアで特需が継続し、14カ月連続の800億円超。
今後も内需、外需とも回復基調で推移すると見込まれるが、北米の動向やアジアの電気・精密向け特需の動向を注視。
4月分内需
484.7億円(前月比△12.8% 前年同月比+39.0%)。
・前月比3カ月ぶり減少、前年同月比22カ月連続増加。
・期末効果の反動で前月比から減少するも、3カ月連続の400億円超と堅調持続。
・政策効果による更新需要や自動車関連が堅調に推移。今後も高水準の受注を期待。
① 一般機械 169.1億円(前月比△14.5% 前年同月比+17.8%)
うち金型 23.1億円(前月比+2.6% 前年同月比+57.1%)
② 自動車 212.2億円(前月比△1.7% 前年同月比+78.4%)
うち部品 158.1億円(前月比△1.9% 前年同月比+71.5%)
③ 電気・精密 35.1億円(前月比△19.4% 前年同月比+5.1%)
④ 航空機・造船・搬送用機械 22.9億円(前月比△27.4% 前年同月比+99.5%)
4月分外需
861.6億円(前月比△6.1% 前年同月比△1.0%)
・前月比は3カ月ぶり減少、前年同月比は18カ月ぶり減少。
・14カ月連続の800億円超。
・中国を中心にアジアが高水準を維持。欧州、北米は減少するも総じて堅調な推移。
①ア ジ ア:486.6億円(前月比△4.1% 前年同月比+7.4%)
・東アジア:371.5億円(前月比+1.9% 前年同月比△3.2%)
〈中国〉301.1億円(前月比+4.7% 前年同月比△7.9%)
・その他アジア115.1億円(前月比△19.3% 前年同月比+65.8%)
〈タ イ〉24.0億円(前月比+2.2% 前年同月比+1.0%)
〈ベトナム〉58.7億円(前月比△24.5% 前年同月比-)
〈イ ン ド〉17.3億円(前月比△22.4% 前年同月比+29.3%)
②欧 州:154.8億円(前月比△3.8% 前年同月比△8.0%)
〈ド イ ツ〉50.3億円(前月比+5.8% 前年同月比△5.6%)
③北 米:209.5億円(前月比△10.8% 前年同月比△9.7%)
〈アメリカ〉181.8億円(前月比△12.7% 前年同月比△14.2%)
〈メキシコ〉 13.2億円(前月比△18.2 % 前年同月比△12.6%)