日本工具工業会が第68回通常総会並びに春季合同部会を開く ~超硬工具協会との統合へ~
2015年05月31日

総会が終了したあと、春季合同部会が開催され、平成26年度生産実績および平成27年度生産額見通しと国内生産や輸出入について説明があった。また、技術委員会並びに環境委員会の委員長からそれぞれ報告があった。
最後に堀理事長が総括した。
この中で堀理事長は、「平成26年度は1120億円近くの生産出荷が達成できた。われわれの産業機構が大きくなっていることを示せたのではないか。常に前進を目指して高い目標を持ってわれわれは取り組まなければならないと感じている。日本の工業規格についても邁進していけるようにと思っている。われわれの技術を世界に発信していく意味においても企画戦略は非常に大切なので、推進していきたい。環境については、コバルトリスクの低減措置を進めていかないと、私企業の負担が大きくなる。これは超硬工具協会と一緒になって業界全体で緩和措置を進めていかなければ、と思っている。われわれの培ってきた経験と知見を生かして活動を強化していきたいと思っている」と述べた。

