セコ・ツールズが仕上げを滑らかにする Turbo 10 PCD フライス加工用チップを発表

セコ・ツールズがこのほど広く普及している Turbo 10 カッタ対応の PCD フライス加工用チップ材種 2 製品を新たに発表した。

PCD05 と PCD20 は定評ある PCD 材種で、主にアルミニウム、チタン合金の仕上げ加工において比類のない表面品質をつくりだす。これらの被削材は、主に航空宇宙産業や自動車業界で使用される。新しい材種は、ポリマーや繊維強化複合材の切削でも高い効果を発揮する。

PCD05 および PCD20 フライス加工用チップは単独でも、Turbo 10 カッタ本体に超硬チップと一緒に取り付けても使用できる。超硬チップと一緒に使用すると、PCD チップ材種は固定ポケットでワイパーチップの役割をする。その一方、PCD05 および PCD20 を単独で Turbo 10 カッタ本体で使うと、その潜在力が最適化され、切削パラメータを最大限に引き出せる。

超硬ソリッド体チップの PCD05 および PCD20 は X010 チップサイズで提供しており、コーナ R 0.4 mm(0.16 インチ)、ワイパー長 1.08 mm(0.43 インチ)。

PCD05 および PCD20 を収容する Turbo 10 カッタボディは精密加工されたポケット部を備えており、工具本体とチップ間の接触を最適に保つことで、振れ、安定性、工具寿命を改善する。クーラント スルー供給口が統合されて生産性が向上し、切り屑排出性がさらに向上する。

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