「世界の輸入機械を顧客のニーズに合わせて提供していく」日本工作機械輸入協会が総会を開く
2015年06月15日

懇親会であいさつに立った中川新会長は、「わたしはシーケービーで30年間、社内外を問わず諸先輩方より工作機械の貿易商社のあるべき姿を教えられた。海外が遠く、通信手段も遅い困難な時代を経て、日本企業が海外に生産拠点を移転している今でも、日本人のものづくりのお役に立ちたいという気持ちは当時とまったく変わっていない。若い人達にはぜひとも工作機械の貿易商社の一員として海外と日本の間にある文化や商習慣の違いを乗り越え、日本経済を支える大きな使命感と夢を引き継いでいきたいと思っている。昨今の急激な技術革新において、世界から情報を集め、世界の特長ある輸入工作機械をお客様のニーズに合わせて提供していくことは、社会的使命や役割であることを認識している。当協会は業界団体の一員としてプラスアルファのあるスパイス的な唯一無二の存在感を発揮していく。会員企業と連携しながら当協会の目的である工作機械および技術の輸入の発展、会員企業の利益の増進、日本産業および経済発展の貢献のさらなる実現に向けて決意を新たに歩んで参いきたい」と述べた。
