【MF-Tokyoで見た!】製品加工に差をつける! アマダブース

プロセス・イノベーションを全面に押し出したアマダブース。
新製品のデジタル電動サーボプレス「SDE8018」を展示していた。独自の高剛性ストレート再度フレームにより、安定した高精度加工をサポートする製品で、デモ加工では、ハイテン材などの難加工材にも威力を発揮し、来場者に訴求していた。また、DSDD(デジタルサーボ・ダイレクトドライブ)にて多彩なモーション設定ができ、高付加価値成形を実現する「SDE2025」も展示。このマシンのデモ加工では輸送機器用減ギアを、従来の10工程から2工程への大幅な工程短縮を見せつけていた。

ソフトウエアもプログラム作成の外段取り化によりマシンの停止時間を削減し稼働率が向上する「SMAPS」や、稼動、生産履歴のほか、保守情報を管理。汎用プレスからサーボプレスまでのネットワーク化を実現する「APINES」を紹介していた。

同社ではプレス工場の見える化を推進しており、会期中、アマダ社製のマシンを置いている他社ブースとも繋がっている様子を来場者に見せていた。タブレットやスマートフォンでも稼動情報や保全情報なども見ることができた。

また、板金加工の技術が盛り込まれたサンプルも展示しており、形鋼から板金加工への工法転換による治具レス・溶接段取りを削減した手法など、経済効果を高める加工技術が展開されていた。

SDE8018

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