日立建機が超小旋回型ミニショベル3 機種をモデルチェンジ

日立建機(社長=辻本雄一氏)がこのほど、新型ミニショベル「ZX30UR-5B」(標準バケット容量0.09m3、機械質量2,990kg)、「ZX40UR-5B」(標準バケット容量0.11m3、機械質量3,600kg)、「ZX55UR-5B」(標準バケット容量0.22m3、機械質量5,300kg)を発売した。

「ZX30UR-5B」、「ZX40UR-5B」、「ZX55UR-5B」 は、従来機の「ZX30UR-3」、「ZX40UR-3」、「ZX55UR-3」に、「ZX-U-5A」 シリーズで好評の「ユーザーフレンドリーなミニショベル」の「3 本の柱」、①High Performance(優れた作業性・操作性) 、②Comfor tabi l i ty (快適な居住性) 、③Easy Maintenance(容易な整備性)を加えた新型モデル。国内向けに年間1,200 台の販売を見込んでいる。

主な特長は以下の通り。

1.High Performance(優れた作業性・操作性)
・電子制御式新エンジンの採用と、油圧システムの改善により、従来機と比べ10%を超える燃料消費量を低減。(ZX30UR-5B:16%、ZX40UR-5B:14%、ZX55UR-5B:16%)・「オートアイドル機能」を装備。

・環境に配慮した「オートアイドリングストップ機能」をオプション設定。
・作業に応じて選択可能なPWR(パワー)モード、ECO(エコノミー)モードの2 つの作業モードを搭載。

・ブーム上げの高さを制限できる機能「高さ制限停止システム」を装備。
・走行速度切替えスイッチをブレードレバーに装備し、スムーズな変速操作を実現。
・オプション設定のML クレーン仕様機に「つり荷走行モード」を搭載。
・オプション設定の4Way マルチレバー(確認窓、施錠可能カバー付)の位置を運転席下に配置。

2.Comfortability(快適な居住性)
・キャノピ右パネルの形状変更により右側視界性を向上。(ZX30UR-5B、ZX40UR-5B)
・3.6 インチ大型マルチ液晶モニタを採用。
・キャブ仕様機では、外気導入機能付きエアコンを採用(オプション)。ZX55UR-5B のみ、吹き出し口をシート後方にも配置。―――など。

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