DMG森精機 ~究極の加工精度・耐久性・価格を実現した立形マシニングセンタ「ecoMill Vシリーズ」が新登場~

DMG森精機(社長=森 雅彦氏)は、ECOLINEシリーズの新たなラインアップである立形マシニングセンタ ecoMill Vシリーズ「ecoMill 600 V」「ecoMill 800 V」「ecoMill 1100 V」の3機種を開発し、販売・出荷を開始した。ecoMill Vシリーズは、7月22日~25日に同社伊賀事業所で開催したIGA INNOVATION DAYS 2015で世界初披露し、多くのユーザーから発注・引き合いのある人気機種。

ECOLINEシリーズは高い機能を備え、操作性の良さ、顧客が満足する価格、短納期を実現するDMG MORIブランドの実用機。ecoMill Vシリーズは、ECOLINEシリーズの立形マシニングセンタとして、DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT(以下、DMG MORI AG)と共同で開発を行った。両社の高い技術力を融合した設計により、高精度と高剛性を実現し、高い生産性を誇る機械となっている。

国内では千葉事業所(千葉県船橋市)での生産を開始している。千葉事業所は、同じくECOLINEシリーズのCNC旋盤ecoTurn 450や、共同開発機であるMILLTAP 700、DMG MORI AGの5軸加工機であるDMU 50の生産も行っており、協業のシンボル工場となる。

ecoMill Vシリーズの特長は以下の通り。

① 高生産性
設置面積はわずか5.14㎡と非常に省スペースを実現。チップコンベヤは、左出し、または背面出しから、設置スペースに応じて選択が可能。省スペースながらも加工エリアは600×560×510(X/Y/Z)mmと大きく、単位面積あたりの生産性が飛躍的に向上する。インライン構造を採用した自社製の主軸は、最高回転速度を8,000 min-1から12,000 min-1に高速化している。
ecoMill Vシリーズは、顧客の用途に合わせて、ecoMill 600 V (最大積載質量600 kg)、ecoMill 800 V (最大積載質量800 kg)、ecoMill 1100 V(最大積載質量1,000 kg)の3種類から選択できる。

② 高剛性
機械構造はFEM解析により最適化し、高い剛性と熱安定性を実現している。案内面には高剛性な超重荷重用ローラガイドを採用しており、剛性を高めている。剛性の高い構造により、大型の重量ワークの加工にも十分対応する。

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