セコ・ツールズが SteadyLine® 防振バー対応の 粗加工用および仕上げ用ボーリングヘッドを発売
2015年10月06日
セコ・ツールズは、このほどEPB® 610 粗加工用ボーリングヘッドと EPB 620 ラジアルタイプ仕上げ用ボーリングヘッドを新たに発売し、Steadyline™ 防振システムの 汎用性をさらに拡張した。特許取得の GL 接続が特徴のこのヘッド新製品は、Steadyline 旋削バーと組み合わせて使用することにより、最大 10xD の深さのある加工用途で、Steadyline バーを静的旋削と回転ボーリングの どちらにも使用できる。
EPB 610 粗加工ボーリングヘッドは径 36 ~ 69mm に対応し、堅牢な設計で難加工材の重旋削粗加工にも十分耐久する。コンパクトな EPB 620 仕上げ用ボーリングヘッドは径 34 ~ 69mm に対応し、細かいピッチのマイクロ調整スクリュが装備されているため、ヘッドを高い精度で調整できる。Steadyline 防振バーと一緒に使用して、10xD のボーリング加工でも、Ra1 の表面仕上げも楽に達成できる。このボーリングヘッドは、硬化処理したステンレス鋼ボディと内部クーラント機能で、高精度の加工と長寿命を実現する。
高精度の GL 接続ですばやく簡単に取り付けて設定できるため、準備時間を短縮する。GL 接続は内蔵クランプリング 1 個でしっかりとすばやくロックでき、工具ヘッドを引き込んで、安全で安定したテーパ面接触を可能にする。旋削加工については、この接続には 2 つの 180°のポジションを持つポリローブテーパ接触面があり、これがツールの刃先を上向きまたは下向きに配置して、効果的に切り屑を処理する。