日立建機がZW30-5B ミニホイールローダを発売
日立建機株式会社(社長:辻本 雄一氏)は、新型ホイールローダZW-5 シリーズとして、ZW30-5B(標準バケット容量0.4m3、運転質量2,795kg)をこのほど発売した。
ZW30-5B は、国土交通省排出ガス対策型建設機械3 次基準(指定申請中)に適合したミニホイールローダで、従来機の操作性、安全性を踏襲しながらも、作業性能、オペレータの快適性など、ホイールローダに求められる点を改良し、ユーザーニーズに応えている。
国内向けに合計で年間1,500 台をの販売を見込んでいる。
主な特長は以下の通り。
1.時代にマッチした環境性能
・国土交通省排出ガス対策型建設機械3 次基準に適合。(指定申請中)
・「国土交通省超低騒音型建設機械」。(指定申請中)
2.優れた操作性と安全性の高い運転空間
・パワートレインには実績のある信頼性が高いハイドロ・スタティック・トランスミッション(HST)システムを採用し、アクセルワークひとつで車両の速度を制御することが可能。
・乗降口の左右にグラブハンドル(手すり)と大型ステップを装備し、乗降性の向上を実現。
・シートベルトを標準装備。
・キャノピ仕様の他、安全性の高いROPS/FOPS キャブをオプション選択可能。
3.多彩なオプション装備
・大きなごみが浮遊している作業環境向けに、ラジエータダストスクリーンをオプション設定。
・盗難を抑制するNS キーを標準装備。さらに盗難抑止効果の高い電子キーロックをオプション設定。
・畜産用バケット、亜鉛メッキバケット、各種除雪プラウ、フォークなど、利用条件に応じたアタッチメントを用意。
・ZW30-5B は旧型機と互換性があり、バケットやプラウ、フォークなどの手持ちのアタッチメント(LX20-3の一部およびLX20-7 とZW30 の全て)をそのまま有効活用することが可能―――など。