三菱マテリアル&牧野フライス製作所が「部品加工技術セミナー」を開催
2015年12月06日
三菱マテリアルと牧野フライス製作所が11月19日~20日の2日間、三菱マテリアル(株)加工技術センター(埼玉県さいたま市大宮区)で「部品加工における高能率加工への対応」をテーマにセミナーを開催した。最新の機械や工具に関して加工事例を交えて紹介し、切削実演を行った。
アルミ部品増は確実。今後の生産技術向上に役立てて欲しい

三菱マテリアルが「最新工具による高能率・高精度な部品加工」を、牧野フライス製作所が「最新部品加工技術&新製品 横形マシニングセンタa40」を、Industriaが「クーラントろ過装置の案内」をテーマにしてそれぞれ説明をした。
この中では、世界の自動車燃費規制の動向に伴った車体軽量化のニーズや欧州自動車産業のトレンド、自動車部品の動向と切削加工環境の変化などについて述べられ、5軸機と特殊工法による高精度研削加工について紹介があった。

なお、三菱マテリアル 加工技術センターでは、工具と加工技術に精通したエンジニア集団が国内外への技術サービスを行っている。トラブルシューティングから工具の選定、ラインの見直しや立ち上げ、導入後のサポート、顧客専用の工具や新しい加工方法の共同開発なども取り組んでおり、現在、自動車メーカーや航空機メーカーをはじめとした多くのユーザーとパートナーシップを築いている。