セコ・ツールズが「Threadmaster Tap」シリーズに特殊用途・大径タップを追加

 セコ・ツールズがこのほど大径の穴に対応するタップや特定の被削材グループ向け専用ソリューションなどの新製品を Threadmaster Tap ファミリに追加した。この大幅な拡張により、200 を超える新製品が加わり、Threadmaster Tap ファミリの ISO 被削材対応タップ数は 330 種にまで増加した。

 「Threadmaster Tap」には、ISO P、M、N および K カテゴリの被削材での性能と切り屑処理を最適化するように設計された直線状フルートタップ、らせんねじれタップ、らせんポイントタップ、および盛上げタップがある。直線状フルートタップは、M3 ~ M42(内部クーラント機能あり/なし)、らせんねじれタップは M1.6 ~ M30、らせんポイントタップは M1 ~ M30、盛上げタップは M1 ~ M48 のサイズがある。
 全タップ種で、サイズが M4 以上の工具は内部クーラント機能を装備している。

 「Threadmaster Tap」シリーズの全製品には特殊コーティングが施されているため、性能が向上し、工具寿命が延びるだけでなく、最高の汎用性も実現する。また、一般的なねじサイズをすべて取り揃えており、あらゆるメーカーが性能の恩恵を享受することができる。同社の EPB 5867 同期タップ加工チャックと互換性があり、併せて使用すれば、包括的なソリューションを実現できる。

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