モノの在り処を考慮できて、処理も高速化!

ロケーション機能
ロケーション機能
フレクシェ(社長=浦野幹夫氏)は、このほど生産スケジューラ「FLEXSCHE(フレクシェ)」シリーズの新製品「FLEXSCHE 11(フレクシェ11)」の販売を開始した。「FLEXSCHE 11」では、複数箇所に分散する品目(原材料、中間品、製品)の場所の違いを考慮したスケジューリングとそれらの理論在庫量の視覚化のための「ロケーション機能」を新機能として搭載。この機能により本格的に計画立案の条件として扱えるようになった。

その他にも、多くの製造業に馴染みのある部品表形式でマスターデータを編集できる「部品表メンテナンス機能」、普段使い慣れたMicrosoft Excelを使って簡単かつ柔軟にさまざまな帳票を作成できる「Excel帳票機能」など、数十項目の新機能追加や機能改良が施されているとともに、処理も高速化(データによっては旧バージョンと比べて約30~40%短縮)した。

部品メンテナンス機能
部品メンテナンス機能
日本語版「FLEXSCHE 11」リリースに合わせて、英語版および簡体字中国語版「FLEXSCHE 11」もリリース。システム構成を検討しやすく、また価格面でも導入しやすくするためにセット製品もラインナップしている。生産スケジューラパッケージソフト「FLEXSCHE GP(フレクシェ・ジーピー)」を中核とし、機能や扱えるデータ規模が異なる4種類のセット製品がある。価格は420~640万円(税別)。また、多人数での計画立案環境を実現するサーバー・クライアント製品「FLEXSCHE Communicato(r フレクシェ・コミュニケーター)」のサーバーと2台のクライアントをセットにした「FLEXSCHE CommunicatorRegular Pack(フレクシェ・コミュニケーター・レギュラー・パック)」が780万円(税別)。

本年6月の販売開始から1年間で50システムの導入を見込んでいる。

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