ヤマザキマザックが三重県いなべ市に新工場建設 ~「iSMART Factory」の集大成となる最先端工場で生産性5割アップ~

完成予想図
完成予想図
 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、このほど三重県いなべ市に新たに「いなべ製作所(仮称)」を建設すると発表した。

 「いなべ製作所」は、現在 大口工場と米国工場で先行して進めているiSMART Factory化の集大成となるIoTと自動化を組み合わせた最先端の工場となる。既に建設用地として、三重県いなべ市員弁町に土地を取得済であり、16年度中に建設着工、今後 3-4年かけて段階的に稼働させ、現在桑名市にあるヤマザキマザック精工から生産機能を移管する。
 2019年度中の全面稼働を予定しており、総投資額は約200億円を計画している。

 新工場は現工場比約2倍の延床面積を有し、航空機をはじめ各産業で高まる工作機械の大型化のニーズに対応した大型工作機械の生産工場となる。また新工場では、物流の最適化、さらにはIoTを活用したスマートファクトリー化と自動化で生産性を5割向上させる。

 同社では、「“MAZAK iSMART Factory ”で次世代のモノづくりを実践し、自動化・IoT化に対応した製品・サービス・ソリューションを提案していく」としている。

■新工場の概要

工 場 名 : 「ヤマザキマザック いなべ製作所」(仮称)
所 在 地 : 三重県いなべ市員弁町大字松名新田字松名1
敷地面積 : 約115,000 m2
延床面積 : 約56,000 m2(一部3階建て)
生産内容 : 大型工作機械および5軸加工機
稼働予定 : 2018年初頭 (第一期) 2019年度 (全面稼働)
総投資額 : 200億円 (第一期80億円、第二期以降120億円)

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