「今年はビッグイベントの年」 日本工作機械輸入協会が総会を開く
2016年06月05日

総会後の懇親会で中川会長は、「当協会会員は、正会員、賛助会員をあわせて57社となっている。来年のこの場では会員数60社という発表ができるよう努力していく所存である。当協会は今年で創立61年目を迎えている。昨年は60周年を記念してEMO・ミラノ訪問時に各国関係団体にご挨拶をし、記念品を贈呈した。昨年は1月から12月の輸入工作機械通関実績で1,100億円を超えた。これは2002年以降で最高の数字である。政府からの支援策や為替の影響もあるが、ここに列席される企業の努力に対して拍手を送りたい。さて、今年はシカゴ・IMTS、JIMTOFのビッグイベントの年である。当協会でもIMTSでのミッションを組んでいるので、多数の参加を期待したい。JIMTOFに関して出展者数はもとより多くの来場者数を期待する。会員企業の多くはヨーロッパにパートナーを持っているが、ご承知のとおり、欧州は今大変な時代を迎えている。無差別テロ、押し寄せる移民、ロシアとの対峙等、いずれも安易な答えのない難題である。欧州におけるわれわれのパートナーは、これら社会問題に直接影響を受ける日々を送っている。われわれは少なくとも彼らの立場を理解・想像し、思いやることが必要であろう」とあいさつをした。

新規会員の紹介のあと、Holger Wittich ドイツ機械工業連盟日本代表事務所 日本代表が乾杯の発声を行った。