セコ・ツールが鋳鉄旋削用 Duratomic® TK チップ材種を発売

 セコ・ツールズがこのほど、鋳鉄旋削用 Duratomic® TK チップ材種を発売した。新しい TK1501 および TK0501 チップ材種には、最新の次世代 Duratomicコーティング技術が採用されている。この新しい鋳鉄旋削専用材種は靭性と耐摩耗性が一段と向上しているだけでなく、工具の消耗が少なく、刃先あたりの部品処理数も増えた。より幅広い用途に対応し、総合的な工具寿命と生産性が向上している。同社独自の Duratomic コーティングプロセスがアルミニウムと酸素を原子レベルで加工処理して、比類ない靭性と耐摩耗性を備えたチップコーティングを作り出す。

 TK1501 および TK0501 に組み込まれているセコ・ツールズの 刃先検出機能には、高性能チップに関する広範な経験と、あらゆる用途要件に応じたすべての切れ刃に関する知識が集約されている。クロム使用済み刃先検出機能により、チップ刃先が被削材に接触したかが簡単に判別できる。チップは出来る限り高い対照性を示すように最適化されているため、刃先をいつ使用したかが暗い場所でもすぐにわかる。

 TK1501 と TK0501 材種のクロム使用済み刃先検出機能により、チップを短期間で廃棄してしまうことによる無駄を 30 %削減できる。

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