ユキワ精工が“機械のスペースを最大限に活かす薄型のCNC円テーブル”「TNC200」を発売

 ユキワ精工(社長=酒巻和男氏)は、このほど、機械のスペースを最大限に活かす薄型のCNC円テーブルTNC200を発売した。

 CNC円テーブルは、専用コントローラや搭載機械のNC装置の制御によりワークの角度割出を行う機器だが、昨今の金型部品・機械部品・自動車部品の加工ラインでは、BT30マシンの設置が飛躍的に増加し、省スペース・省エネの小型マシニングセンタで量産加工を行うケースが増えている。そこで同社では、活躍の場が増えている小型マシニングセンタの機内スペースを最大限に活かす薄型のCNC円テーブルのニーズを受け、「TNC200」の開発に至った。

薄型CNC円テーブル「TNC200」の特長

1.世界最高クラスのコンパクト設計
 胴厚97mmと世界最高クラスのコンパクト設計。省スペースな工作機械に搭載しても、治具エリアを広く取ることが可能。

2.薄型サイドテーブルとセットで、さらにスペースを有効に
 CNC円テーブル TNC200と同時開発の薄型のサイドテーブル STT160をセットで使用する事により、機械スペースを最大限に活用出来る治具設計が可能。

3.抜群の防水性
 同社の特許でもあるオートエアパージを標準装備しているので、切削水に対して抜群の防水性を誇る。クランプ用エアを接続するだけで円テーブル内部の圧力が上がり、且つ内圧を一定に保つことで外部からの切削液などの浸入を防ぐ。

製品仕様

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