三菱マテリアルがアルミニウム合金製インペラ加工用超硬テーパ刃ボールエンドミル「C4LATB」を発売

 三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント=鶴巻二三男氏)はこのほど、アルミニウム合金製インペラ加工用超硬テーパ刃ボールエンドミル「C4LATB」の販売を開始した。

 自動車などの冷却部品に使用されるインペラ(羽根車)は複雑な形状をしており、軽量化に向けて採用されているアルミニウム合金製は、切りくずの詰まりや折損を発生しやすいことから高能率加工が課題の一つだった。同社では、こうした背景を受け、耐折損性を向上させた高剛性のテーパ刃ボールエンドミル「C4LATB」の発売開始に至った。

 アルミニウム合金製インペラ加工用超硬テーパ刃ボールエンドミル「C4LATB」の主な特長は、以下の通り。

 ① ボール2枚刃、外周4枚刃仕様により、良好な切りくず排出と工具剛性を両立。
 ② 従来品と比較し、高切り込み高送りの高能率加工が可能。
 ③ 特殊品(規格品以外の特殊形状、コーティング)に幅広く対応可能。

●標準価格 : 17,500円~19,400円
・C4LATBR050T040AP20    17,500円(税込価格  18,900円)
・C4LATBR100T040AP20    15,000円(税込価格  16,200円)
・C4LATBR150T040AP20    16,200円(税込価格  17,496円)
・C4LATBR200T040AP30    19,400円(税込価格  20,952円)

*特殊品については都度、相談に応じる。

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