三菱マテリアルの「切削アカデミー“実験コース”」が受講者募集中
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏)は、切削加工技術者育成を目的とした研修「切削アカデミー」に2017年度より「実験コース」を追加する。
「切削アカデミー」は切削工具メーカーならではの切削加工技術の基礎知識や応用、専門的な知識を学ぶ体系的な研修として、受講者から高い評価を博している。2017年度は、従来のコースに加え、実験を主とした切削現象を学ぶ研修「実験コース」を追加した。
6月開催の「実験コース」は、加工をする際に発生するバリの観察やその機構について、実験を通して学んでいく従来にない研修。切削現象を理解することにより、切削加工職場で生じる疑問を解決し、より高い切削技術を身に付けることが狙い。
コースおよび開催日程
■実験 バリコース (1日)
バリ生成のメカニズム、バリと境界摩耗の関係を実験から学び、バリを意図的に発生させる実験を行う。
[6月30日(加技C)]
■初心者コース(1日)
切削加工の種類、切削工具の呼称など、切削加工職場で使われる言葉を学ぶ。
[5月19日(加技C)/5月26日(加技C)]
■基礎コース(2日)
切削加工の種類、被削材と切削工具の基礎知識を学び、切削条件の計算式を習得。
[4月13、14日(加技C)/7月20、21日(中部TC)/8月24、25日(加技C)]
■応用ターニングコース(1日)
旋削加工の詳しい知識や工具選定について学ぶ。切削加工職場で適切に工具が使用されているか判断する能力、一般的な工具損傷の基礎知識とその対策を身に付ける。
[4月21日(加技C)/9月8日(中部TC)]
■応用ミーリング・ドリリングコース(2日)
転削加工の詳しい知識や工具選定について学ぶ。切削加工職場で適切に工具が使用されているか判断する能力、一般的な工具損傷の基礎知識とその対策を身に付ける。
[6月8、9日(加技C)]
■ターニング トラブルシューティングコース(1日)
旋削加工のトラブルシューティングを集中して学びます。
[6月16日(加技C)]
■ミーリング トラブルシューティングコース(1日)
転削加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
[7月28日(加技C)]
■ドリリング トラブルシューティングコース(1日)
穴あけ加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
[9月22日(加技C)]
■難削材加工コース(1日)
難削材加工の基本的な考え方と、実用的な加工を学ぶ。
[8月4日(加技C)]
■切削抵抗解析コース(1日)
切削抵抗測定と測定結果の理解、不安定切削の状態を学ぶ。
[9月29日(加技C)]
(*加技C:加工技術センター、中部TC:中部テクニカルセンター)
受講対象者:切削加工の実務者、生産技術者
受 講 料:コースごとに設定
▼申込みはWEBサイト▼
http://carbide.mmc.co.jp/solution/purpose/education/training/academy
所在地
●加 工 技 術センター:埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目297番地
●中部テクニカルセンター:岐阜県安八郡神戸町横井1528-1(岐阜製作所内)