セコ・ツールズ 使用済み刃先検出機能を備えた安定性の高い TP3501 新材種が加わる

 セコ・ツールズの Duratomic 技術ベース TP 材種シリーズに、最適の安全性を 実現する TP3501材種 が加わった。この新材種は、激しい断続や、低い加工安定性、小さい径の内径加工または部品サイズや形状のため、設定が不安定な鋼の旋削用途に最適。

 従来の TP2501、TP1501、TP0501 に TP3501 が加わり、鋼旋削用の充実した材種ラインアップが完成した。この材種には最新の Duratomic 技術ベースのコーティングが採用されており、安定して優れた性能を発揮する。2007 年に同社が導入した際、この技術は業界で初めて集合組織化を採用した a ベースの Al2O3 コーティングだった。Duratomic 技術はコーティング成分を原子レベルで操作して、機械的特性と熱特性を改善する。また、靭性と硬度を巧みなバランスで達成し、性能をさらに高めることができる。

 この新しい TP 材種には、セコ・ツールズの使用済み刃先検出機能が採用され、高性能チップに関する広範な経験とあらゆる切れ刃に関する知識が集約されている。クロム使用済み刃先検出機能により、使用済みの刃先を瞬時に識別するため、潜在的な無駄を低減する。包括的な TP3501 シリーズには、幅広く適用できる M6 をはじめ、様々な形状のチップを約 400 種取り揃えている。

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