「活力溢れたワクワクする事業体に」2017年度三菱拡販戦略会議(東京地区)を開催
2017年06月12日
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント:鶴巻二三男氏)が、5月26日、東京マリオットホテルで「2017年度三菱拡販戦略会議(東京地区)」を開催した。
鶴巻二三男カンパニープレジデントが日頃の感謝を述べたあと、超硬製品事業について説明をした。経営方針について「人と社会と地球のために」を理念に掲げ、事業方針を「顧客視点に立ったスピードと変革を常に求め、実現し続けることで、顧客より真のパートナーとして信頼を得る、活力あふれたワクワクする事業体となる」と述べた。
また、本年6月に、岐阜県大垣市に中部テクニカルセンターを開設すると説明があり、IT戦略について触れた。現在、製品や価格での差別化が困難化していることから、顧客囲い込み戦略にシフトしている旨を説明、顧客のためのIoT戦略を強化するとした。同社では、顧客に“ワクワク”という価値を提供する「ワクワクプロジェクト」と称した取組みをしており、2015年よりMMCマガジンを発行、2016年より切削アカデミーを開始している。
製品の歴史を振り返ったあと、新製品ブランド「DIAEDGE(ダイヤエッジ)」が誕生したと発表した。鶴巻カンパニープレジデントは、「このブランドには、①高級・高品質、②愛着、親しみ、③最先端、の3つの意味が込められている」とした。
幹部の紹介のあと、超硬製品事業 営業概況説明・方針を、中村伸一 加工事業カンパニーバイスプレジデント 営業本部本部長が説明したあと、2016年度年間表彰が行われた。
新製品について、池永幸一 開発本部 本部長から説明があり、堀江 武夫 超硬製品事業 流通営業部方針を営業本部 流通営業部 部長がそれぞれ説明をした。
「能力を最大限に発揮し、自ら動き出すスタッフを育成するには」をテーマに、目黒勝道 トリプル・ウイン・パートナーズ代表が講演したあと、懇親会が開催された。
乾杯の発声を淵本友隆 淵本鋼機社長が行った。宴もたけなわの頃、三橋 誠 テヅカ社長の中締めで散会した。