「業績は回復基調にある」日本工作機械販売協会が第48回通常総会を開く

あいさつする冨田会長
あいさつする冨田会長
 日本工作機械販売協会(会長=冨田 薫・トミタ社長)が、6月5日、都内の第一ホテル東京で第48回通常総会を開催した。

 総会終了後、第二部の記念講演は、「トランプ後の日本」をテーマに、与良正男 毎日新聞専門編集委員 TBS系報道番組コメンテーターが講演した。

 第三部の懇親パーティで冨田会長が日頃の感謝を表したあと「日工会の年頭の受注予測は1兆3500億円という数字で、少し大変だな、とは思ったが4月までの累計をみていると、もっともっといくのではないか、という心境になった。内需も5000億円を突破するのは間違いないだろう。この数字を確実なものにするには日工販のメンバーの努力が期待されるところである」と述べた。



片岡経産省産業機械課長
片岡経産省産業機械課長
 

続いて、片岡隆一経済産業省製造産業局産業機械課長が、「安倍政権が発足して4年半経った。企業収益は過去最高水準となり経済好循環を着実に踏み出している。間違いなく業績は回復基調にあるといっていいと思われる」とあいさつをした。





 

飯村日工会会長
飯村日工会会長
 業界を代表して、飯村幸生日本工作機械工業会会長(東芝機械会長)があいさつをした。その中で、飯村会長は、「4月の受注状況は前年同月比34.7%増の1337億円という結果だった。1月から4月の累計受注額は4914億円で内外需とも活況を呈している。年初に花木前会長が1兆3500億円を申し上げていたが、今のペースでいくとこの数値はクリアできるのではないかと思っている」と述べた。

 新入会員の紹介があったあと、中川貴夫 日本工作機械輸入協会会長(シーケービー社長)の乾杯の発声で開宴した。


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