日立建機が 中型油圧ショベルZAXIS-6シリーズ3機種を発売

 日立建機(社長=平野耕太郎氏)は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合した新型油圧ショベルZAXIS-6シリーズのZX120-6(標準バケット容量0.5m3、運転質量12.7t)、後方超小旋回機ZX135US-6(同0.5m3、同13.7t)、ZX160LC-6(同0.6m3、同17.2t)を日本国内向けに2017年9月1日より発売する。

 この製品は、従来機の「スムーズな複合動作」や、「作業量と燃費のバランスの良さ」などの性能を踏襲しながら、最新油圧システム「HIOSIV(ハイオスフォー)」システムや、「オートアイドリングストップ機能」の採用などにより、低燃費と高い作業性能を実現している。

 また、車体点検時の転落リスクを低減するため、車体上部にハンドレールを新設し、メンテナンス作業時の安全性の向上を図っている。さらに、国土交通省が推進するi-ConstructionをはじめとしたICT施工に対応するため、「マシンガイダンス仕様機」を同クラスで当社製品として初めてオプション設定するとともに、計測機器の取り付けを容易にする「マシンガイダンス対応マルチブラケット」をオプション設定し、他のクラスと合せて高まる市場ニーズへ柔軟に対応する。

 販売目標は、国内向けに3機種合計で年間2,000台を見込んでいる。

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