ケナメタル Christopher Rossi氏が最高経営責任者に
Kennametal Inc.はこのほど同社の取締役会がChristopher(Chris) Rossi氏を社長兼最高経営責任者に指名し、取締役に任命したことを発表した。
「30年間以上リーダーとしての経験を持つRossi氏は、経営、マーケティングと販売、研究開発、製品管理、サプライチェーン、および技術革新など、幅広い職務で継続的な成果を上げてきた」と、ケナメタルの取締役会長Lawrence W. Stranghoener氏。
さらにStranghoener氏は、「これまでの1年半の間、飛躍的な前進を遂げ、ケナメタルの新たな位置づけに成功したRon De Feo氏に感謝の意を表したい」と続け、「すべての利害関係者のため、De Feo氏はRossi氏と密に連携を取りながら スムーズな引き継ぎを行っていく予定」としている。
Rossi氏は、2015年9月から2017年5月まで、SiemensのDresser-Rand社の最高経営責任者を務めた。それ以前は、1987年に入社して以来、グローバル事業の取締役副社長、技術および事業開発の副社長、グローバルアフターマーケット販売の取締役副社長など、Dresser-Rand Groupとその関連会社および前身会社で数々の指導的役割を担ってきた。なお、Rossi氏は、バージニア工科大学で機械工学の理学士号を取得し、ロチェスター大学サイモンビジネススクールでコーポレートファイナンスおよび経営管理のMBAを取得している。
「高く評価されたブランドを持ち、継続的なイノベーションとお客様への献身という遺産を備えた企業に加わるのが楽しみだ」とRossi氏。
「世界中のケナメタルチームと協力し、当社とそのお客様、株主、そして社会のために、力強い未来を築いていきたい」と力強く述べている。