締固め機械に採用の「後方ガードセンサ」技術がNETISに登録 ~ 公共工事の安全性向上に寄与 ~
2017年11月27日
日立建機(社長=平野耕太郎氏)は、連結子会社の日立建機カミーノ(社長=飯野昌司氏)が製造するタイヤローラやマカダムローラなどの締固め機械に採用している「後方ガードセンサ」の技術が、このたび、国土交通省の新技術情報提供システムNETISに、事後評価未実施技術として新たに登録された。
今回新たにNETIS登録された「後方ガードセンサ」技術は、赤外線式センサによる障害物検知を行い、運転者や周囲の作業者に対し障害物の接近を警報音と回転灯で警報することで、安全性の向上に貢献する技術。
NETISは、公共事業等に関するさまざまな課題を解決し、同時に優れた技術を持つ企業を支援し、さらなる新技術開発を促進するために国土交通省が推進しているシステム。新技術は、登録後、全国の地方整備局や工事事務所で情報が共有され、優れた技術に関しては、各公団や地方自治体が行う公共事業全般に積極的に利用される。NETIS登録した新技術を活用することで、総合評価落札方式や工事成績評定における加点の可能性が高まる。
日立建機グループでは、これまでも現場の安全性向上に取り組んでおり、2017年1月には、人と障害物を判別し、オペレーターに警報で知らせる視認支援装置「ブラクステール」の販売およびレンタルを開始している。
後方ガードセンサ装備例