日本工作機械販売協会・東部地区が忘年懇談会を開催
2017年12月18日
日本工作機械販売協会・東部地区が12月1日、都内のKKRホテル東京で忘年懇談会を開催した。
懇談会に先立ち、佐藤恵子 アンガーマネージメントジャパン代表理事が「アンガーマネジメント~川-ハラスメント予防のため~」をテーマに講演したあと、会場を移して懇親会が開かれた。
懇親会であいさつに立った中野 智 地区委員長(三菱商事テクノス社長)が日頃のお礼を述べたあと、「66社団体、97名の方々にお越し頂いた。本日は12月1日なので皆様は忘年会と名の付く最初のイベントになろうか。師走の初日に忘年会を迎えることができ、感謝申し上げる。本日はアンガーマネジメントについて講演があったが私も会社の社長を拝命して300名の従業員がいる。思いやりをもって自分のことをもう一度きちんと見つめ直して、他の方の話を良く聞いて、考えていきたいと改めて決意をした次第だ。さて、日本工作機械工業会の受注統計でみると非常に好調である。このままいくと、2007年の受注在庫額を凌駕する勢いだ。1年間を振り返ると大きな変革の予兆を感じさせる1年だったのではないか。IoT、インダストリー4.0等、繋がる化については以前から話しが出ていたのだが、ここへきて製造のデジタル化を含めてソフトウェアの優位が押し寄せてきている。われわれの業界の大きなお客様である自動車関連分野でも電子化、EV化の動きがますます加速していく状況になり、これまでにない大きな変革を感じている。日本のものづくりの業界としては、顧客とメーカーとわれわれが三位一体となって力を合わせて大きな波を乗り切っていくことが必要ではないか。」とあいさつをした。
続いて冨田 薫 日本工作機械販売協会 会長が、「機械工具商も大変革期の時代になった。ネット通販業者もわれわれにとって強敵になるが、それに対応するには営業マンのレベルアップが大切であろう。われわれとしては、この点を強化すべく、いろいろなイベントを今後とも企画するのでぜひ、皆様方にも参加していただくようお願いしたい。現在、SE教育やメーカーの新製品勉強会、工場見学会等いろいろあるので、営業マンのレベルアップをして頂ければと思っているのでぜひご賛同していただきたい。」とあいさつをしたあと、乾杯をした。