三菱マテリアルが続々新製品を発表! チタン合金高能率加工用ラジアスエンドミル「VQT5MVRB」を発売、「FMAX」にインサートを追加も!

 三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏)が続々と新製品を投入している。①チタン合金高能率加工用ラジアスエンドミル「VQT5MVRB」、②高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」にインサート――を追加した。

チタン合金高能率加工用ラジアスエンドミル「VQT5MVRB」

 チタン合金高能率加工用ラジアスエンドミル「VQT5MVRB」は5枚刃とセンタースルークーラントホールにより、チタン合金の高送り溝加工を実現したラジアスエンドミル。エンドミル外径16mm、20mmと25mmの3サイズを発売し、コーナ半径違いについても発売に合わせて対応を開始した。

■特長
 ① コーナRと外周刃のシームレス化により、つなぎ部の異常摩耗を抑制し、安定した工具寿命を実現。
 ② 5枚刃仕様とした形状の最適化とセンタースルークーラントホールにより、溝加工時の切れ刃冷却と切りくず排出性を向上。
 ③ 不等リード形状により、高切り込み側面加工でもびびり振動を抑制。

■標準価格(税抜)
・VQT5MVRB160R300N048C:69,000円
・VQT5MVRB200R400N060C:104,000円
・VQT5MVRB250R400N075C:146,000円

・特殊対応範囲
・エンドミル外径16mm  コーナ半径1-5mm
・エンドミル外径20,25mm コーナ半径1-6mm

高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」用汎用インサートに材種を追加

 この製品は、高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」は軽量化と高剛性を両立した高速回転対応カッタ。従来品以上の多刃設計により、アルミニウム合金などの非鉄金属を、工具径125mm24枚刃にて、テーブル送り速度毎分20m以上で加工することが可能となり、自動車部品などの加工の高能率化を実現できる正面削りカッタである。

 このほど汎用インサートに耐摩耗性重視の材種「MD220」を追加し、使用用途をさらに拡大する。

■特長
 ① 中粒のダイヤモンド粒子を採用することで、耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れ、アルミニウム合金の一般仕上げ加工をはじめ、様々な加工に対応。
 ② 刃先エッジの微小損傷が原因のバリ発生を抑制し、長寿命を実現。

■標準価格(税抜)
・GOER1404PXFR2 MD220:7,500円
・GOER1408PXFR2 MD220:7,500円

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