『新たな繋がりを見つけ出す場』~INTERMOLD2018/金型展2018/金属プレス加工技術展2018開催にあたり 日本金型工業会 会長 牧野俊清~
2018年04月13日
この度は、INTERMOLD2018/金型展2018/金属プレス加工技術展2018へご来場を賜り厚く御礼申し上げます。
本展示開催に際し多大なるご支援・ご協力を賜りました関係諸官庁ならびに各出展企業、関連諸団体の皆様には、盛会裡に開催の日を迎えることができましたことを厚く御礼申し上げます。
さて、日本の金型業界を経済産業省生産動態統計(機械統計編)の生産金額から見てみると、2017年は前年比5.5%増とリーマンショック前の水準へ向けて着実に回復の道を歩んでおります。
世界へ目を向けてみるとグローバル化による国際競争が激しさを増す中で、経済産業省では、我が国の産業が目指す姿(コンセプト)として、様々な業種、企業、人、機械、データなどが”つながる”ことにより新たな価値創造を図る「コネクテッドインダストリーズ(Connected Industries)」を提唱しています。
日本の金型は、品質、納期、価格において世界トップレベルの技術と技能を有しているものと自負しておりますが、それは決して金型メーカーのみによるものではなく、金型材料や工作機械、熱処理、表面処理等の日本が世界に誇る周辺産業との強固な”つながり”こそが、日本の金型産業の競争力の源泉であると考えます。
そのため、本展示会が、最先端の加工技術や最新情報を提供し、企業の競争力強化、安定した経営体質づくりの一助となることを願うとともにぜひともご来場の皆様には、新たな”つながり”を見つけ生み出す場としてご活用頂くことを願っております。
最後に、関係各位のご協力のもと、本展示会が盛大に開催できますことを重ねて御礼申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますことをお願いし、開催のご挨拶とさせていただきます。