誤爆系センサーのお節介
またも新幹線の中のトイレの話なんだけど、手を洗う場を設置するのは良いとしても、勝手に反応して水が出るという、あのお節介機能、あれ、なんとかならないのかしらね。
女性はストールやジレ、スカートなどヒラヒラしたものを身に付ける機会も多い。新幹線のトイレの中という狭い場所に手洗い場を設置しても、このお節介機能が勝手に反応してさ、衣類を汚すわけよ。今まで、何度水浸しになったか。アッ! と思ったらストールがズブ濡れ。
だいたい、用を足そうと便座に座る気満々でさ、トイレに入った瞬間に鍵をかけ、衣類を下げる、あるいは捲り上げると思うんだけど、その時にセンサーが反応して、必要もないのに勝手に水が流れちゃうんだもん、なにかの罰ゲームかよ! って感じよね。疲れている時なんか、漏らしたわけでもないのに衣類が濡れちゃってさ、不潔だし汚いし、情けなくて泣きそうになるわよ、ほんと。
これは私の勝手な憶測だけど、こんな狭い新幹線のトイレの中に、このような迷惑極まりない誤爆系センサーの設置を考えたのはきっと男だな、と思った。勘違いされたらいけないので補足しておくと、男性が企画した、ということに怒っているわけではなくて、様々な方の立場に立ってきちんと検証したのかどうかが甚だ疑問だ、ということ。女性の場合、ポーチを持っていたり、様々な動きをすることがあるので、そうした配慮があっても良かったはずで、女性や身体の不自由な方、お子様連れ等、トイレを利用するありとあらゆる方の意見を取り入れていたら、私のような善良で働き者の女性が不意を突かれたように濡れ鼠にならなくて済んだはずよ。
手をかざすだけで水が出るのは、とても便利でありがたい。だけど、それも場所による。使い勝手が良いのはそれなりの面積を確保している場所であり、新幹線のトイレの中のようにすこぶる狭い場所に設置したとしてもあれじゃあ、身体の不自由な方も子ども連れもヒラヒラしたものを着用している人も予告無しに水に濡れる危険を孕んでいる。ほんと、トイレに入って座る気満々でさ、中腰になって衣類を下げた瞬間に水に濡れたら、ビックリしちゃっうって。漏らしちゃったらどうしてくれるんだよ(怒)
もう一度、狭い空間の中でなにが起こるか検証してみることを勧める。