発信型中小企業が創るこれからの日本のものづくり」をテーマに電通大が講演会

電気通信大学知能機械工学科が10月27日に「発信型中小企業が創るこれからの日本のものづくり」をテーマに講演会ならびにパネルディスカッションを開催した。

主催した同大学の森重功一准教授は講演会の趣旨を「大企業を中心に製造業の海外移転が急速に進み、日本国内における製造業の空洞化が深刻な問題になっている。わが国の製造業を下支えしてきた中小企業もこれからは自ら情報を発信し、技術面での不足を補うように互いに連携していかなければならない。今回は独創的な取り組みで注目されている中小企業3社の経営者を講師として招き、ものづくりに対する取り組みを講演していただいたあと、今後の日本の製造業のあり方について議論したい」と話した。

今回の講演会は、ミナロ社長・緑川賢司氏が「ものづくりの逆襲」を、ペッカー精工社長・小泉秀樹氏が「ペッカー精工の形態と戦略―下剋上ファンド―」を、モルテック社長・松井宏一氏が「金型屋の社長から愛をこめて」をそれぞれ講演し、聴講した学生からも積極的な質問が多く寄せられた。

写真左から緑川氏、小泉氏、松井氏

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