日本工作機器工業会が「第26回通常総会」を開く
2018年06月11日

総会後の懇親会であいさつに立った寺町会長は、「昨年は正会員が2社増えて会員数が71社となった。会員数の減少が懸念される会もあるが、これは喜ばしいこと。」とした。工業会の販売実績については、「9年ぶりに2,000億円を突破し、2,008億円の対前年比17.5%増となった。特に工作機械等、様々なところに使用される部品関係が22.8%増となった。2018年度の予想は、現在のところ2006年度過去最高の2,145億円を上回る7.9%増の2,167億円を予定している。現在のところは順調に拡大しているので、二桁台の成長に繋がればと思っている。最近、国内の政局が不安定化し、世界を見渡すと地政学的な問題が非常に多くなっており、リスクがあり、先々の不安を醸しだしているが、株価が上昇に転じたり、私どもの顧客から話をお伺いすると、大変強気である。特に2020年からIoTの時代を迎えるということもあり、わたしどものハードな部品を取り扱っている企業とのコラボレーションをどうしていくかが各企業の命題になり、また、先端を行くことが企業の残存にとっては非常に重要なことだろう。」とあいさつした。

乾杯の発声は北川祐治 北川鉄工所会長兼社長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。