MOLDINOファン必見! 「MOLDINO WEB EXPO」の魅力に迫る!
本年4月、三菱日立ツールがMOLDINO(社長=菊池 仁氏)に社名を変更し、4カ月以上が経過したが、その名は早くも製造業界に浸透している。MOLDINOとは、MOLD&DIE(金型)+Innovation(革新)の意味を持つ。社名からも金型業界に貢献するという姿勢が強く表れており、評判も上々だ。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を懸念して、ビジネスチャンスである大型展示会が続々と中止され、出展メーカーにとっては痛い年となってしまったが、新たにWEB展示会が予定されるなど、インターネットを活用した新たな〝見せ場〟が登場している。最近は、機械・工具・周辺機器メーカーも、どんどん自社サイトでWEB展示会を開催しており、今までにはない工夫を見ることができる。新たに生まれ変わったMOLDINOでは、現在、「MOLDINO WEB EXPO」を展開しており、培われた技術の蓄積を武器に〝とんがった〟イメージをさらに際立たせながら、最新技術の詰まった商品群を示している。
際立つとんがったイメージ
製造現場において、MOLDINOといえば、洗練された雰囲気と若干の泥臭さをあわせ持ち、切れ味を彷彿させる〝とんがった〟イメージを持たれる方も多いだろう。7月15日にオープンした「MOLDINO WEB EXPO」にアクセス(http://www.moldino.com/expo/)すると、高級感溢れるブラックカラーがパソコン画面を占めた。最近の製造業界では、清潔感を連想させる白を基調としたサイトが目立つが、MOLDINOは黒を基調としているところに、独自性と〝他社と一線を画す〟という強いメッセージが込められているような気がする。
トップページにある動画をクリックすると、力強い心臓の鼓動を感じるBGMが流れてきた。1分にも満たない短い動画だが、これだけでも期待が高まってくる。音の力をうまく活用しているところは、さすがMOLDINO!
このサイト制作の担当者である営業本部営業企画部の三枝友樹氏は、「リアルの展示会で商品をお見せする機会がなくなり、WEBで商品の良さを理解してもらうために、全社一丸となって制作したサイトです。現在、われわれが経験をしたことがないコロナ禍の影響で、世界的にも将来が見えない状況だからこそ、〝価値観・行動様式の変化に対応できるようなコンテンツ、新しいコミュニケーションに果敢にチャレンジしていく〟という心意気を示したかったのです。」と話してくれた。
画面を下にスクロールすると、様々なコンテンツが一発で分かるようになっている。「MOLDINO WEB EXPO」は6つのコンテンツがあるが、01から03までは、「History of High Feed Tool 高送り工具の歴史」、「History of Indexable Finisher 刃先交換式仕上げ工具の歴史」、「History of Coating for Hard Milling 高硬度鋼用コーティング超硬エンドミルの歴史」、04~06までは、「Automotive Stamping Die 自動車アウタープレス型の高能率加工」、「Progressive Die Plates 順送型プレートにおける高硬度鋼への直彫り加工」、「High hard 5-Axis Machining 高硬度鋼5軸加工」と、最新技術がつまった工具による加工事例が動画に分かりやすく示されていた。
下にスクロールをすると、あらっ! 動画が結構あるじゃないの!(汗)