「対応は素早く、謙虚な姿勢で臨む」BIG DAISHOWA Japan 西野社長に聞く

 

精密加工分野に注目! ~画期的な新製品は製造現場の〝あったらいいな〟を叶える~

210601西野社長3 ―製造業のトレンドについて注目する産業はありますか。
 西野
 トレンドとしてはすでに一般的ではありますが、やはり自動車と半導体でしょうか。5Gをはじめとする社会インフラ関係は多忙です。また、微細加工に関する関係も我々は注目しています。例えばスマホに使用されるカメラレンズや顕微鏡のレンズなど。これら小径刃具を使う微細加工の市場はニッチではありますが、この精密分野には今後更に挑んでいく所存です。
 ―こうした時流から最近は小型旋盤が好調ですが、貴社もCNC自動旋盤用「ハイドロチャック レースタイプ」のシリーズが増え、非常に画期的な設計となって新たに登場しました。男性の大きな手でも脱着が簡単にできる気が利いた製品であり、今まで、ありそうでなかったものだと思います。
 西野
 この製品は、油圧によるハイドロチャックシステムで、4D先端繰り返し脱着精度は1μm以下という高精度はもちろんですが、狭い機内でもレンチ1本で簡単に工具交換が可能になった製品です。NCツーリングで培ったハイドロチャックの技術を旋盤用ホルダとして一から開発し、設計しました。精度や剛性だけでなく、隣接工具に干渉しにくいスリムな形状も注目していただきたい製品となっております。ラインナップが大幅に増加し、今回は新しく〝Fタイプ〟と〝Rタイプ〟が登場しましたが、Fタイプ(特許出願中)は、刃具とは反対方向からレンチ手締め付けることができ、正面側での使用に最適なもの、Rタイプ(意匠出願中)は、隣接工具やクーラント配管を回避し、レンチ1本で刃具の脱着が可能であり、操作しにくい下段に取付けても刃具脱着が簡単にできます。Fタイプ、Rタイプともにオイルホールドリルに対応しています。

ハイドロチャック
ハイドロチャック

 ―今後の意気込みをお聞かせください。
 西野
 切削加工をするなら〝BIGの製品が必要〟と言われるようなブランドを確立したい。製造にかかるコストをトータルに考えると、BIG製品は、ランニングコストがかさむものではなく、高能率を可能にするとともに品質の良い加工を実現することで高い経済効果を生み出す製品だと自負をしております。最新鋭の設備と高品位な生産を追求しているBIG製品で、お客様にご満足頂けるようさらに努力していく所存です。これからもBIG商品をよろしくお願いいたします。
 ―ありがとうございました。


 

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