2022年12月分工作機械受注総額は1,405.4億円/2022年暦年工作機械受注実績まとまる日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2022年12月分の受注実績は以下の通り。

 2022年12月分工作機械受注総額は、1,405.4億円(前月比+4.7% 前年同月比+0.9%)となった。受注総額は、2カ月ぶりの1,400億円超。1,000億円超は23カ月連続。大型受注もあり、外需が12月をけん引。内需はやや力強さに欠ける。
    
 内需は422.6億円(前月比△7.5% 前年同月比△17.4%)で、JIMTOF 効果が期待されたが前月比減少し、2カ月ぶりの450億円割れ。前年同月比は4カ月連続減少。

 外需は982.8億円(前月比+11.0% 前年同月比+11.6%)で、2カ月ぶりの950億円超。12月としては2017年(1,025億円)に次ぐ過去2番目の高水準を記録。アメリカやインドでの大型受注が寄与。

 12月の受注は外需を中心に高レベルの受注が継続。今後も金融動向や世界経済の先行きなどを注視。

12月分内需

422.6億円(前月比△7.5% 前年同月比△17.4%)。

・2カ月ぶりの450億円割れ。3カ月連続の500億円割れ。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比4カ月連続減少。
・JIMTOF効果の継続は限定的で本年最低額となるなどやや力強さに欠ける状況。

230203内需

(出所:日本工作機械工業会)

12月分外需

982.8億円(前月比+11.0% 前年同月比+11.6%)

・2カ月ぶりの950億円超。単月では過去11番目、12月では2,017年に次ぐ過去2番目。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比3カ月ぶり増加。
・主要3極とも高水準の受注が継続する中、米国やインドの大型受注が押し上げ。

230203外需
(出所:日本工作機械工業会)

(2022年 暦年工作機械受注実績の概要は次のページ)

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