工作機械の「精度」「信頼性」「高効率」を実現するブルーム-ノボテスト 山田社長に聞く
2023年02月02日
工作機械の主軸ライフサイクルソリューション
―工作機械の主軸管理についてですが、開発試作用、量産時の出荷検査用のテストベンチも提供していると聞いています。
山田 はい。『LC50-DIGILOG』や『PSC』等と合わせて、機械主軸のライフサイクルにわたる状態管理を実施頂けます。開発試作用主軸テストベンチ『SL100』は主に機械及びスピンドルメーカ様の開発部門にて、量産時の出荷検査用テストベンチ『SE100』は主に機械メーカー様の製造部門にて、また加工現場の〝主軸管理用レーザ式測定システム〟は機械メーカー様のサービス部門、エンドユーザ様の保全部門などにて多岐にわたりご活用を頂けます。『SL100』、『SE100』には『LC50-DIGILOG』を搭載することが可能であり、開発、出荷時の評価や検査で使用頂いたものと同機種の測定器で得られたデータを、加工現場でも機械主軸の状態確認に活用を頂くコンセプトです。
―2022年を振り返るとどんな感想をお持ちですか。また、今年の抱負について教えてください。
山田 昨年は日本法人としての売上と受注は過去最高でしたが、物価の高騰などにより内容に満足はしていませんが、省人化や工程集約、省エネ化について弊社は積極的なプレーヤーとして参加してきました。今年も工作機械全体の知識を含め、社員の能力の充実を図ってよりサポート力を上げていきたいと考えています。今後も従来の工具&ワーク機上測定技術を展開し、現場プロセスのイノベーションに貢献が可能なソリューションを継続的に市場に提供して参ります。
―ありがとうございました。