アマダ 多彩な機能を有した「Amada Global Innovation Center(AGIC)」オープン

 

環境配慮型の建物

 近年、企業もSDGsへの対応が求められ、その重要性も増してきているが、AGICも環境配慮型の建物となっている。太陽光発電も利用しながら最新の空調設備を導入し、再生エネルギーの活用で省エネ化を実現し、従来の建物に比べてCO2発生量が半減した。画期的だったのはAIの活用だ。例えば来場者がいる人流に対しては空調設備や照明にスポットを当てて動かすことができる。来場者がいないときには照明や空調を落としたり、マシンの電源を落としたりアイドリングストップ機能を用いて電力量を最適化している最先端の技術を使った建物なのだ。

 他にも建物奥には〝Engineering FIELD〟が設置されていた。これは同社のマシンとIoTソリューションを実感・体験する場所だ。また、「優秀板金製品技能フェア」の受賞作品を一堂に展示しているフロアもあり、金属加工の可能性を広げる画期的な施設となっていた。

 同日開会セレモニーが行われ、同社の顧客が多数参加し、オープンを祝った。

230309アマダテープカット
テープカットの様子

■AGICの概要
 1. 名称 Amada Global Innovation Center
 2. 所在地 神奈川県伊勢原市石田200 アマダ本社敷地内
 3. 建築面積 約17,000㎡ (鉄骨、3階建て)
 4. 延床面積 約30,000㎡
 自社展示施設として世界最大。
 

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