マキノ&オーエスジー 注目のコラボセミナー 裏側に潜入!  

 

工作機械と切削工具・周辺機器メーカーのコラボセミナーは今後も要注目!
 

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配信会場で見守っていたオーエスジーの沖 東部エリアリーダー

 金属加工は、材料に対するアプローチの仕方や温度環境などでも精度・品質が左右されるため、顧客のニーズに応えるためにも適応した工具選択や加工方法が重要になる。近年は労働人口の減少などから自動化による効率化が求められているが、精度良く高能率にものを加工して生産能力を上げ、経済効果を高めるためには加工全体を包括的に見ることが必要なため、今後も工作機械メーカーと切削工具・周辺機器メーカーなどのコラボセミナーは要注目であろう。

 セミナーが滞りなく終了し、チャット担当者が見つめているパソコン画面の参加者人数を示す折れ線グラフが急速に右肩下がりになり、聴講者が退場していくのを確認すると、マキノとオーエスジーの双方が「お疲れさまです。」とねぎらいの言葉を掛け合い、情報の共有について話し合った。情報を共有することで、今後より良いサービスのためのアップデートを可能にし、お互いの社内資産になるというメリットを見据えているのだろう。

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「機械を使いこなす加工技術を提供するために今後も先端情報を発信していく」と話す黒﨑ゼネラルマネージャ

 今回、オンライン配信会場で見守っていたオーエスジーの沖 東部エリアリーダーは、「前回、一緒にコラボさせて頂いたときに反響が大きく、その後、われわれが知らなかったユーザー様からの反響も多くあったことで、新たなビジネスチャンスにも繋がり、非常に良い効果がありました。」と感想を述べた。

 マキノは毎週水曜日に全国版のオンラインセミナーを実施しており、地域版の東日本版、中日本版、西日本版の3つを加えると週に4回、セミナーを実施している。同社の黒﨑ゼネラルマネージャは、この件について、「お客様は多忙な方が多く、朝や夜に聴講したいという要望も多くあり、例えば海外向けは時差もあるのでモーニングセミナーといって朝の5時から配信する場合もあります。」と話す。なお、毎月のセミナー参加者は1,500人ほど。同社では、コロナ禍の2年間、〝機械を使いこなす加工技術〟を提供するため周辺機器を含めた先端情報を発信すべくオンラインセミナーを実行してきた。今後も様々なメーカーとタイアップをしていくとのことでマキノファンは目が離せない!

 
 

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