碌々産業が120周年記念祝賀会を開く ~10月から「碌々スマートテクノロジー」に社名変更 新社長に矢野雄介氏~

 

200年企業を目指して 

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「微細加工分野を牽引する企業に進化する」と話す海藤社長(現会長)

 この日、「120周年を機に、トリップメーターをゼロに戻して新たに200年事業を目指す。」とした同社。目指すビジョンは〝ものづくりとことづくりを融合させたソリューションカンパニー〟。キャッチコピーは、〝微細加工のソリューションカンパニー〟。これは、「微細加工機を追求するための微細加工技術の開発やコネクテッドマシン環境の構築、微細加工分野を牽引する企業に進化していくという意思表示でもある。」と海藤社長(現会長)が力強く宣言した。

 ここで海藤社長(現会長)から、新社名と新しい経営陣の発表があった。新社名は『碌々スマートテクノロジー株式会社』。新社長に矢野雄介取締役が昇格する人事を発表した。なお、海藤社長(現会長)は、代表権のある会長に就任した。

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力強く意気込みを示す矢野新社長

 矢野新社長があいさつをした。この中で矢野社長は、「先月末に行われた株主総会および役員会にて取締役社長の任に就くことになりました。弊社は10月1日をもって碌々スマートテクノロジーへと社名変更を行いますが、この目的は、ソリューションカンパニーへの転身となります。今後は機械の提案だけでなく、ソリューションをまとめて提案できる会社へという意味を持ちます。創業者の言葉である〝お客様の困ったを解決する〟を企業理念として120年を迎えましたが、お客様にソリューション提案ができる会社であることを明確に進めて参ります。お客様からの生の声を聞いて、それを解決していく。お客様の実態に合った困った、を解決することが顧客満足と捉えております。また、潜在的にあるニーズを具現化し、それを解決することを同時に行っていきたい。そのためには弊社の実行力とともにお客様からのヒントがなければスタートできません。お客様が困った時に最初に顔を思い浮かべていただける会社になるべく、様々な取り組みを行って行き、提案していくことを続けて参ります。」と力強く今後の方針を示した。


 

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