日新ダイヤモンドが55周年! さらなる飛躍を狙う

 

全体会議で飛躍を誓う ~社員もその家族もお祝いした55周年パーティ~

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全体会議の様子

 

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声援を送る石川 オーエスジー会長兼CEO

 昨年12月8日、今津サンブリッジホテル(滋賀県高島市)で全体会議が開かれた。石川則男 オーエスジー会長兼CEOによる「一緒に未来を切り拓く」をテーマにした講演があった。この中で石川会長兼CEOは、「オーエスジーが持っているのは世界で通用するコーティング技術。これからはモノがどんどん小さくなっていく。昔のように材料を無駄に使えません。切りくずをどんどん出す仕事はそれほど重要じゃなくなり、最後の仕上げをする精密性が求められるようになってくるでしょう。オーエスジーはドリルもエンドミルもタップもサイズの小さい微細精密加工用の製品をつくりますが、ここで必要なのはダイヤモンド工具です。ダイヤモンド工具を活用して微細精密のドアを開けなければなりません。このドアを開ける仕事を皆さんと一緒に実行していく。日本は失われた30年と言われますが、これから新しい未来をつくる何十年になる。微細精密加工分野で一緒にこの未来を切り拓いていきましょう!」と大きな声援を送った。

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「世界へ伸びる会社にしていく」と意気込みを示す神谷社長

 続いて神谷社長から「チャレンジ 挑戦と失敗」をテーマに「2024年度方針」と「戦略、挑戦と失敗」、「社員に期待すること」について説明があった。それによると、「単結晶は誰でもつくれるわけではない。われわれがさらに利益を上げられる道になると考えている。」とし、今年度については、「1人あたりの売上利益を高め、アライアンスを利用して失注を減らし、売上の10%を海外で売る。また、自動化をさらに推進して部門間で人材の流動性を高めたい。」と話した。

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表彰式の様子

 続けて、「偉人たちはチャレンジと失敗を繰り返して成功を収めてきた。私はぜひ皆さんにいろんなことに挑戦して頂きたい。失敗しても、何もしないよりはずっとましだ、ということを覚えていて欲しい。」と期待を込めたあと、「受注10億円、営業利益22%、50名以上の会社で残業時間30時間、粗利40%以上、販管費18%以下、有休消化率70%以上、海外売上高10%以上を目指したい。そして世界へ伸びる会社にしていく。」との強い思いを示した。

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祝賀会は社員とその家族が参加

 社内アワードの表彰式が行われたあと、職場改善、加工改善、コスト削減などの発表会が開催された。社員から「出荷場段ボール置き場の5S」、「トレイ棚の整理と砥石在庫管理表のペーパーレス化」、「単結晶備品台の整理」、「ジグ棚の5S」、「ワイヤー奥棚の整理整頓」などが発表された。

 株式会社山口達也の山口達也社長がゲストとして招かれ講演を行ったあと、創立55周年記念パーティが開かれた。

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余興に子どもも大人も盛り上がりをみせた

 第二部の記念パーティは社員とその家族も参加して開かれた。司会進行役はお笑い大道芸で活躍しているつねむね氏。石川則男オーエスジー会長兼CEOの乾杯の発声で会はスタート。コウメ太夫氏がパフォーマンスを行い、つねむね氏もバルーンアートや切り絵を披露して子どもたちも大喜び。美味しい料理に舌鼓をうちながら社内の親睦も深まり、パーティは大いに盛り上がった。
 

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