ブルーム-ノボテストが日本法人設立25周年を迎える
創業者Günter Blum氏の思い
創業者のGünter Blum氏は席上で25年前を振り返り、「日本になんとしても拠点を設けなければならないと考えていました。1990年代にレーザを使った光学式の測定機をドイツのお客様に導入を初めて好評を博していたので、ドイツだけでなく、日本も受け入れて頂けるだろうと考えていました。」と述べたあと、「1974年に私は日本に来ており、1976年には日本人の女性と結婚したので、日本がどういう国かは知っています。日本の事情を知っていることから日本市場に参入するには資金も時間もかかることを知っていました。われわれのレーザ光学式の測定器が、レベルの高いドイツのお客様に認められ、資金面では多少の蓄えがあったので、投資をしましたが、それでは足りなかった。普通規模の会社が日本市場に参入することはとても障壁の大きいことだと感じていました。山田に会社をつくるぞ、と話して山田が引き受けてくれ、全て手続きを済ませ、最初は小さい事務所を借りて始めたのですが、最初から決心していたことは、〝われわれは絶対日本でビジネスを成功させる! ここに残る!〟と、いうことです。自分たちが土地と建屋を建てることによって、社員の求人活動にも安心感、信頼感を与えたい。そうして25年、わたしたちはここにいます。」と思いを話した。
松浦機械製作所 社長の松浦勝俊氏が「私はドイツの企業がこうやって日本の市場で確立されるのは本当に大変だったと思います。皆様にこれだけのフレンドがいて、サポーターがいるというのは、今後もブルーム様のビジネスも益々発展していくものと私は確信しております。」と、祝辞を述べた。
ドイツ本社社長のAlexander Blum氏から、セントアンドリュースの3泊4日プレー券付き旅行券と、日本法人社員からは設立時の1999年のワインが贈呈された。