三井精機工業 「工場見学会2025」を開く 普段は見られない貴重なマシンも!

 

三井精機の強みを活かした省エネ商品の開発

徹底した精度へのこだわりの裏にはきさげあり!

 

 今回、三井精機の強みを活かした省エネ商品の開発についても知ることができた。同社では事業を「工作機械」「コンプレッサ」の2部門で構成し、各部門で高性能の製品を開発しているが、今回の工場見学会では、圧縮空気の製作から使用までの省エネ提案をトータルコーディネート。工作機械の加工プログラムを解析し使用状況に応じたエア最適制御による〝究極の省エネ〟を提案していた。

 通常、機械のエア源は顧客の工場に設備されたコンプレッサから集中制御されているが、同社では〝ビルトイン〟の形で機械にコンプレッサを埋め込むことで、機械側からコンプレッサをコントロールすることを可能にしたのだ。これについては昨年、東京ビッグサイトで開催されたJIMTOF2024で発表され大きな話題を呼んだ。

 工場見学会でも新機種のクイル主軸を搭載した大型横形マシニングセンタ「HPX150」にコンプレッサ「ESCAL06A2-R」が使用。エアが必要となる前に、工作機械からコンプレッサに高圧指令を出力し、必要な時だけ、エアを高圧で供給することで省エネを図ることができる仕組みである。

 今や、環境保全はビジネスを促進させるキーワードひとつ。経済的効果とともに企業価値向上を図る重要な要素であり、顧客への提供価値向上に結びつけるチャンスでもある。

 今回の工場見学会は〝三井精機だからできること〟がふんだんに盛り込まれていた。

巨大な「HPX150」にコンプレッサ「ESCAL06A2-R」を使用。必要な時だけ、エアを高圧で供給することで省エネを図ることができる

 

3 / 3 ページ
moldino_banner