【JTA設立10周年記念特別座談会】「2015年2団体統合へ あの頃あの時」

 

2度の破談! 業界団体としての成長を考える 

 

岩田氏


 牛島 2010年頃になると、標準化などの課題解決に向けて超硬もハイスも一緒になった方がメリットはあるのではという雰囲気が出始めた。
 

那須(筆者)

  私は1987年、工具工業会の技術委員、後に技術委員長を務めた。当時は、日立ツールが一生懸命超硬エンドミルの規格化に注力されており、私もその中に入って活動していた。経産省からは、ISOに準拠した日本工業規格にしなさいという指令が出ていたが、超硬エンドミルに関しては、日立ツールが非常に強くて、ラジアスエンドミルやボールエンドミルのISOの規格化の内容を精査していた。超硬工具協会が超硬エンドミルの規格提案をするのではなく、日本工具工業会からだったので、そういう意味では垣根が全くない状態だったように思う。また、「5,000億円規模にならなければ業界団体としては発言権がないよね」という話をしていた記憶がある。やはり業界団体として経産省に提言できる力を持つのは金額だと思うので、10年前の統合は今の活動に繋がっていると思っている。 

 

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