「売るのは測定器ではなく生産性」 ~ブルーム-ノボテスト 朝尾信之 日本法人社長に聞く~

 

自動化はゴールではなく生産性向上へのプロセス

 自動化・省人化はもはや競争力を維持するための選択肢ではなく、避けて通れない経営課題となっている。朝尾社長は「日本は欧州や米国と比べると、自動化への取り組みはまだ発展途上にある」と指摘する。

 しかし、自動化は一足飛びに完成するものではない。企業ごとに設備や生産品目、投資計画は異なり、目指すべき姿もさまざまだ。そのため同社では、現場の状況に応じた「自動化へのステップアップ」を提案している。

 例えば、機上測定の導入によって段取りや原点出し、ポカヨケを自動化し、歩留まりを向上させる。さらに、ワークや工具の状態を加工中に監視し、マクロプログラムによる自動補正で品質を安定化。加えて、測定データをPCソフト上で可視化し、統計的工程管理やフィードバックの自動化へと発展させることで、製造現場全体の生産性向上を実現していく。

 

 

 「測る」ことは、もはや目的ではない。測定データを活用し、品質の安定化、生産性向上、さらには利益率の改善へとつなげることこそが、これからの自動化に求められる価値だ。ブルームが掲げる「Focus on Productivity」という理念は、まさにその本質を表している。

 同社では、本年、10月26日(月)から31日(土)までの6日間、東京ビッグサイトで開催される第33回日本国際工作機械見本市「JIMTOF2026」で、こうした自動化を実現するための最新ソリューションやノウハウを披露する予定だ。自動化を次のステージへ進めたい企業にとって、多くのヒントが得られる展示となりそうだ。

 

 

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